宇宙観測グループ

宇宙的恐怖の観測及び遭遇した場合の予測される被害と恩恵による人間の取るべき対策とそのための手順を練る会議を行う。

ひつじ卓DX3「正しさを乞う」 リプレイログ ミドルフェイズ⑦

GM:シーン13:手紙

GM:皆さんは支部に戻ってきましたね。

GM:副支部長に呼ばれるまま、部屋のほうに向かう、で大丈夫でしょうか?

神宮ゆうり:大丈夫です

齋藤:わたしは大丈夫です!

:わしは大丈夫

及川深代:大丈夫です〜

GM:では、支部長は皆さんを待っていました。

副支部長:「皆さん……その分ですと、何かと交戦したのですか?」

齋藤:「ええ、そりゃもう。元公務員にすぎない自分には、少々キツい目にあいましたよ」

副支部長:「申し訳ない。自分が動けていれば、こんなことには……」

齋藤:「だいぶヤバイのに会いましてね。及川が居てくれなければ危なかった」

及川深代:「買い被りですよ」

及川深代:「ジャーム、神崎真琴と交戦しました」

及川深代:「どうやら、朱理は彼女に感化されたようです」

:「………ただの思想家よのう。いや実に愉快であったぞ」

副支部長:「ジャームか……やはり、朱理はジャームと……」

副支部長:「ありがとう、及川くん。それと、これを……」

GM:副支部長は及川君に近づいて、封筒を一つ、渡しますね。

及川深代:「これが例の……?」

GM:飾り気のない、白い封筒。

GM:副支部長は一つ、うなずきます。

及川深代:「お預かりします」

副支部長:「読んでくれ。読むべきだと思うから」

GM:ここで読みます?

及川深代:僕は読んでおきたいかな。

齋藤:わたしはよみたいです

神宮ゆうり:隣で覗き込みたい

:「さようか」って聞いてますね

GM:では、手紙の内容を開示します

 

 

〇風間の手紙

こういうの、何書けばいいかわかんないんだけど、書いていきます。

支部のみなさん、特に四宮さんには、本当にお世話になりました。

ここにいて、親友もできました。大切なものがいっぱいあります。

でも、ここはやっぱり、自分の居場所じゃないんだと思います。

みなさんがUGNとともにあるかぎり、おれはそっちにはいられない。

おれは元々、正しくない人間なんです。人間かどうかさえ、わからない。

だから、本当に正しい、人間であるみなさんみたいに、そっちにいるべきじゃない。

さよならです。

どうか、またおれと会ったときは、手加減なんてしないでください。

そしてその手で、嘘つきを、殺すつもりで、お願いします。

 

 

及川深代:「……馬鹿」

神宮ゆうり:「……風間、くん」

齋藤:先生は大きくため息をついて、「副支部長。念のため訊いておきたいことがあります。……朱理を連れ帰ったとして、その後の朱理はどうなります?」と尋ねたいです。

副支部長:「……まずは、ぶん殴る」

副支部長:「きっちり叱ってやる。お前がどれほど人間かってことを、教えてやる」

副支部長:「正しいとか正しくないとか、ないと思いませんか?」

神宮ゆうり:「……何が正しくて、何が間違ってるのかなんて、分からない。ただ、風間くんは、人間で。ここにいるべき存在だと、思います」

副支部長:「……」

齋藤:「お前もな。神宮」って言って肩をちょっとだけぽんします

齋藤:神宮ちゃんもここにいるべき!

GM:神宮ちゃんの居場所はここ!

GM:風間もだ!

神宮ゆうり:「……はい、先生」

副支部長:「……ああ。本当に、そう思う」

齋藤:「安心しました。UGNにはいられない、なんて手紙には書いてますが……それならば、我々も気兼ねなくアイツを引き摺ってこれそうです」

副支部長:「……あの子の居場所は、わかっているのですか?」

齋藤:「ええ、居場所におおよその目星はついています」

GM:副支部長は先生に近づきますね。

GM:≪水晶の剣≫

GM:副支部長が手をかざすと、先生の金属の拳に、微かな熱が宿ります。

齋藤:「副支部長、これは……?」

副支部長:「……私は一緒に行けませんが、せめて、これを」

副支部長:「どうか、あの子を……よろしくお願いします」

齋藤:「親ってのは、難儀なもんだ。一番子供を大事に思ってるのは親なのに、子供にとって、いちばん近くにいる大人はいつだって教師だ」

齋藤:「ええ、任されましょう。必ず朱理を連れ戻し、そしてあなたに説教してもらいます」

GM:副支部長はうなずきます。

GM:どこに行くかはもう、わかっていますか?

齋藤:ひのき小学校!

及川深代:屋上!

神宮ゆうり:覚えているよ!

:わしの家(学校)

GM:www

GM:かいふくもどうぞ!

:2d10 回復DoubleCross : (2D10) → 19[9,10] → 19

 

及川深代:「神宮さん、ちょっといいかな」

神宮ゆうり:「……?」

及川深代:「……朱理が迷惑かけたよね。ごめん」

神宮ゆうり:「……ううん。怒ってない」

及川深代:「そっか。ありがとう」

神宮ゆうり:「私も、彼と同じ。だから、助けなきゃ」

及川深代:「……そうだね」

及川深代:「朱理が何を言ったのかわからないけど」

及川深代:「君は君が正しいと思うことをすればいいよ。それが神宮ゆうりの模倣だったとしても、ね」

神宮ゆうり:「……私は……うん。私は、神宮ゆうり。化け物で、人間で。彼女の記憶を持つ者」

神宮ゆうり:「私、彼に伝えないといけないことがあるの。ゆうりの気持ち」

神宮ゆうり:「……頑張る」

及川深代:「うん。手伝うよ」

神宮ゆうり:「……ありがとう」

GM:さあ、それでは

GM:ミドルフェイズを終了してよろしいですか?

神宮ゆうり:はい!!

及川深代:はい!

齋藤:わたしは大丈夫です!

: はいー!