ひつじ卓DX3「正しさを乞う」 リプレイログ オープニングフェイズ②
GM:シーン3:≪ヴァルツァー≫
GM:扉さんががたがた言っているころ。
GM:及川君は、副支部長から、「話があるから、ちょっと来てくれないか」と呼びだされ、支部にやってきていました。
GM:及川君、登場お願いしますー
及川深代:了解です!
GM:この支部は高層オフィスビルの中階層の数階を借り受けており、窓際からは街が見渡せる。
GM:あなたは廊下の途中、窓際に佇んで、そんな風景を眺めている風間を見つけた。
風間朱理:「……」
及川深代:空気を読まずに話しかけます。
及川深代:「や、朱理も来てたんだ」
風間朱理:「ん……深代か。んーまあ、俺、ここに住んでるし」
GM:彼はどこかぼやっとしているような印象を受けますね。心ここにあらず、というか。
及川深代:「知ってるよ。何年友達やってると思ってるんだ」と苦笑。
及川深代:「......何かあったの?」
風間朱理:「あ、そうだよな、悪い」
風間朱理:「……いや、ちょっと、考えてて」
風間朱理:「なあ深代、正しさ、ってなんだろうな」
GM:言ってから、彼は首を振ります。
風間朱理:「いや、なんでもない。忘れてくれ」
風間朱理:「心配してくれてありがとな。でも、大丈夫だからさ」
及川深代:「......辛くなったら、いつだって頼ってくれていいからね」
風間朱理:「……うん。いつも、ありがとな」
GM:風間はどこか、泣きそうな表情をしているようにも見えましたね。
及川深代:「……そうは言ったものの、心配はするよね」と小声でつぶやく。
風間朱理:「……悪い、深代。ちょっと用がある奴がいるから、行くわ」
GM:聞こえたのか聞こえなかったのか、風間は及川君とすれ違うように、エレベーターに向かいますね。
及川深代:「うん。何があるのか知らないけど、気を付けてね」
風間朱理:「……ん」
GM:一瞬、彼は足を止めて、そのまま歩き去ります。
GM:彼が去った後、あなたの背後、廊下の奥のほうから、副支部長がやってきましたね。
副支部長:「ああ、及川君。悪いな、呼びだしちゃって」
及川深代:「こんにちは。いえ、いつもお世話になってますから。それで副支部長、話とは……?」
副支部長:「……それについては、あとでな。さ、こっちだ」
GM:そういって、彼は先導してあるきだしますね。
及川深代:ついていきます。
GM:このあたりでシーンを終了でいいでしょうか……?
及川深代:僕はだいじょうぶですっ
GM:OKです!
GM:ではでは、お疲れ様ですー
GM:オープニング最後ですね!
GM:支部の一室。あなたは、ここに来る前の、ある日のことを思い返していた。
GM:「君は他者の記憶を持ち、他人を騙る存在だ。私はそういった、間違った存在を許すことはできない」
GM:少女の声。そしてあなたを襲う、血の嵐。
GM:あなたがレネゲイドビーイングとして目覚め、彷徨っていた時に受けた、襲撃だ。
GM:どうにか逃げおおせ、記憶を頼りにたどり着いた小学校で、あなたは別のレネゲイドビーイングに出会い、その導きもあってここに保護されることとなった。
GM:(小学校のRBはお察しの通り、扉さんです)
神宮ゆうり:(了解)
GM:けれど、あのときの声は、心の奥底に張り付いたように残っている。
GM:「間違った存在」とあなたを指した、あの言葉は……
GM:
GM:
GM:不意に、コンコン、とノックの音がした。
風間朱理:「風間だけど、入ってもいいかな?」
神宮ゆうり:「……」
神宮ゆうり:「『あぁ、風間君か。どうぞ』」
風間朱理:「……うん、じゃあ入るね」
神宮ゆうり:「『遠慮しなくていいさ。君と私の仲だろう?』」
GM:風間はゆっくりとドアを開けますね。でも、部屋にはあんまり入る気はないみたい。
風間朱理:「……そう、だね。俺ときみの仲か」
風間朱理:「今日、時間大丈夫? そっちさえよければなんだけど、ふらっと出歩かない?」
神宮ゆうり:「『もちろんさ。何もすることはないからね』」
風間朱理:「よかった。普段、一人じゃ外出れないんだよね。息詰まっちゃわないかな、って思ってさ」
神宮ゆうり:「『はは、相変わらずきみは優しい。そういうところは大変好ましいよ。どうもありがとう』」
風間朱理:「……ほんとに、そっくりだよ」と、小声でつぶやきます。
神宮ゆうり:「……?」
風間朱理:「準備、時間かかる?」
神宮ゆうり:「『あぁ、少し待っていてくれないかな。すぐ準備するよ』」
風間朱理:「わかった、じゃあ待ってるよ」
風間朱理:風間はぎこちなく微笑んで、ドアを閉めます。
GM:ではシーン終了、OP終了です!
GM:おつかれさまです—!
神宮ゆうり:はーい!
GM:このままミドルに入っていきますが、OKです?
神宮ゆうり:おkです
ひつじ卓DX3「正しさを乞う」 リプレイログ オープニングフェイズ①
~前会話~
扉:おはよー
GM:おはよーーーー
神宮ゆうり:おはよ
及川深代:おはようございますす
齋藤:おはようございます!
GM:そわそわ
神宮ゆうり:そろったね!!
GM:め
齋藤:(始まるまで土下座しておこう)
齋藤:(ひつじ様への感謝の礼拝)
齋藤:(ひつじ様ーーーーーGMありがとうございますーーーー)
及川深代:五体投地!
GM:はじめます? ます?
齋藤:(わたしはじゅんびおっけーであります)
神宮ゆうり:準備できてるよ!
扉:わしもー
及川深代:おっけーです!!
GM:「正しさを乞う」始めていきたいと思います!
GM:皆さんつたないGMではありますが、よろしくおねがいします!
神宮ゆうり:よろしくお願いします!!
及川深代:よろしくお願いします!
齋藤:よろしくお願いします。
扉:おねがいしますー
~オープニングフェイズ~
GM:シーン1:≪先生≫
GM:最初のシーンプレイヤーは先生ですね
GM:11月も終わりのある日、あなたはいつものようにUGNの支部があるビルの、地下駐車場を警備していた。
GM:この駐車場はUGN専用で、限られた人間しか入ってくることはない。間違えて入ってくる、ということも、地上で止められるために基本的にない。
GM:そのため、あなたの仕事は警備というより、ここに来る人間を迎え入れることだ。あなたの背後にある入り口は、UGNにとっては秘密の通用口にもなっているのである。
齋藤:「駐車場の平和は、俺が守る!」
GM:今日は、特に今のところ誰かが来る予定も、気配もない。
齋藤:(暇だ……)
GM:そんなおり、ふと、背後でドアが開く音がした。振り向くと、そこに立っていたのは見知った顔だ。
齋藤:誰かしら?
風間朱理:「先生」
GM:風間君ですね
齋藤:「おお、風間!」
齋藤:呼び捨てです
風間朱理:「調子はどうですか?」
齋藤:「お陰様で退屈なくらいだよ。こんな仕事を回してくれたUGNには感謝してる」
風間朱理:「それはよかったっす」
齋藤:「こんな顔で教師は難しいからなぁ」
風間朱理:「教師時代の先生、いい先生だったのになぁ」
風間朱理:「もったいないですよ、ほんと」
齋藤:「はっはっは、ありがとう。だが今はこうして、風間立ちの仕事に少しでも役に立てるのはうれしいよ」
風間朱理:「ふふ、そうですね。俺もまさかこんな形で再開するとは思ってもいませんでした」
齋藤:「こんな非日常の世界で、俺たち一般市民を守るために、お前はがんばっていたんだなぁ……」(しみじみ)
齋藤:「まったくだ。こんな形で再会するなんて」
GM:と、そんな感じで話をしていた時のことです。
GM:コツ、コツ、コツと、足音がした。
風間朱理:「……?」
齋藤:「ん、来客かな」
GM:風間は表情を消す。そうすると、子どもの時とは違う、寂しげな顔になる。
GM:地下駐車場に、車ではなく、歩いて入ってくる人物——あなたは、もしやと思うかもしれない。
GM:来客か、それとも。
GM:近づいてきた人物、それは——
GM:
GM:
GM:「————神、宮?」
GM:
GM:
GM:
GM:風間の声が小さく、響いた。
GM:ここでシーンカットです!
齋藤:はい!!
GM:先生はここで神宮、もといエピちゃんと会うことになります。
GM:エピちゃん側からも同様ですね。
神宮ゆうり:ふむ
齋藤:はいな!
GM:エピちゃんはその後、UGN支部で保護され、また事情から、そとには勝手に出歩かないように、って感じになります
神宮ゆうり:ほう
齋藤:顔合わせ完了!
GM:(事情についてはエピちゃんのハンドアウトで書いた襲撃です)
神宮ゆうり:(なるほど)
齋藤:(襲撃……?)
GM:さて、それから、しばらくの時が流れました——
GM:シーン2:≪コレクター≫
GM:時はうつろい、いまは12月の終わり、冬休み時期。
GM:ここは小学校の、とある教室です。
GM:シーンプレイヤーはー、扉さん!
扉:いえっさ!
GM:登場お願いしますー
扉:(´・ω・`)
GM:めめ
GM:子どもたちのいない教室で、あなたは一人佇んでいる……のかな?
GM:そこに、人影が一つ、ふらりと現れますね。
GM:子どものようですが、全くもって子どもではない、あなたよりもはるかに長い時を生きた存在だと、あなたは知っています。
プランナー:「こちらにいらっしゃいましたか、名もなき同胞」
GM:プランナー……都築京香。レネゲイドビーイングの組織、「ゼノス」のトップにして、遥か太古から人間と接触してきた、世界最古の独立型レネゲイドビーイング。
GM:扉さんも知っていることでしょう。
扉:「おお都築か。…人の時間でいえば久方ぶりになるか?」
プランナー:「そうですね。ですが、その時間の積み重ねこそが、我々のプランの実現へとつながるもの」
プランナー:「今日は、あなたにお願いがあってまいりました。この街に潜伏しているという、≪コレクター≫と呼ばれるFHエージェントを探し出し、処理してほしいのです」
扉:「ふむ。ただの扉に出来うることは実に少ないが……ちょうどいい。今は〖冬休み〗なる期間でな…」
扉:「暇を持て余していてな。よかろう、引き受けるぞ?」
プランナー:「ありがとうございます。それでは、≪コレクター≫についてお話します」
プランナー:「彼か、彼女かはわかりませんが、≪コレクター≫は同胞たち……レネゲイドビーイングを次々と襲い、抹殺しています。このままでは我々のプランに大きな支障が生じるだけでなく、あなたにも危害が及ぶかもしれません」
GM:(読みづらいな、申し訳ない)
扉:だいじょうぶよー
扉:「ふむ。抹殺とは穏やかではないな」
プランナー:「ええ。おそらくこの事態、UGNも黙認はできないでしょう」
扉:「彼、彼女ということは…………人か!」
プランナー:「彼らと協力し、≪コレクター≫を処理すること、お願いいたしますね。詳しい情報までは
プランナー:掴めていませんが、人間であること、血を操る事から、ブラム=ストーカー発症者であろう、ということはわかっています」
扉:「よいよい、人の行うことには興味が尽きん。それだけわかれば十分だ。こちらでも調べ、ゆるりとわしの内側に招けるよう善処いたそう」
プランナー:「そう言ってくださると思いました。それでは、失礼させていただきます」
GM:一言置くと、プランナーは姿を消します。
扉:ではそれを見送って(?)から
扉:「さて、UGNに行かねばならぬな…」
扉:とガタガタガタガタ教室から外れますね
GM:がたがたがた!!
扉:ガタガタガタガタ!
GM:では、このあたりでシーン終了といたします、UGNに向かう感じでOKですか?
扉:不可視の領域のままガタガタ向かいましょう
GM:ごーごー!
扉:ゴーゴー!
GM:といったあたりで、シーン終了です、おつかれさまです!
扉:はーい
ひつじ卓DX3「正しさを乞う」 リプレイログ GMPL紹介編②
続けてPL紹介です。
PL3:らいなす
恐らく最もTRPG歴の浅い人(2015〜)。DX3rdのセッションはシナリオクラフトで一度触ったくらいでほぼ初めて。
ひつじさんとSUSHIの空気に誘われて参加。Twitterではとてもうるさい。左腕は折れていない。
PC3:及川深代≪補闕者≫
UGNの研究者の両親の元に生まれたが、弟とは違いオーヴァードとして目覚めるのが遅かったため、愛情を受けずに育った。
幼い弟はRC能力に乏しく、身体の一部にキュマイラの特徴が残っていたため、いじめを受けていたが、そのいじめを受け止め、悪意を一身に背負うことで他者を傷付けさせないその姿に彼は英雄を見出した。
両親に愛されなかったため、誰からも愛されない『孤独』にならないために無意識的に形成された別人格があるが、自己を愛するという原理に沿うように行動するため、基本的には本人の意志から著しく乖離した行動はとらない。『彼』の一人称は『俺』。
借りはしっかり返すタイプだが、自分の貸した借りには無頓着。感情表現に疎いが、心を開いた人に対してはおちょくったり、皮肉を言ったりする。特にNPC:風間朱理は唯一無二の親友であるため、彼に対しては高校生らしさを見せることも。
《崩れずの群れ》+《虚無の城壁》+《グラビティガード》
魔眼の引力と斥力を利用してカバーしたい対象の場所まで飛び、骨折した姿の左腕に隠したクリスタルシールドを展開してガード。とても硬くなる。
《異形の守り》
バッドステータスを受けた際一つだけ解除する。気合い。
《時の棺》
魔眼の最高出力で刹那時を止める。GM泣かせの一度だけ自動失敗。
《Dロイス:守護者》
範囲攻撃の対象を自分に変更する。魔眼で全ての攻撃を引きつける要領。
PL4:扉
白色。檜の素材で出来ています。主に騒いでいます。Twitterでは、感嘆符が多いです。開閉は激しくしないでください。蝶番が壊れちゃいます。
PC4:扉(とびら) コードネーム《真理の扉》
扉。白色。材質は檜である。
190cm28㎏(平均的な学校の扉準拠)
何故かオーヴァードを量産している小学校の、とある教室の扉。前黒板側の扉。
人の姿には滅多にはならない。移動も扉のまま「ガタガタガタガタガタ」と動く。
たまに「扉がない!」と騒がれるが戻ってくるため、学校の七不思議として愛され撤去されることはない。プラスの不思議としては、いつまでも傷まないしペンキもはげない。金取っ手もさびない。
真っ白だが、オーヴァードには模様が見えるとか何とか。
人間に興味を持っており、常に観察している。
「自分の領域」で人が行う様々なものを見るのが好き。
あまり「手出し」はしないが、「手助け」ならする。
扉年齢150歳なのでじじい口調。よきかな。
エフェクト構成
《要の陣形》+《導きの華》
「わしはここで見ておるでな。皆の者、頼んだぞ」
対象3体の次メジャー達成値+(Lv*2)
《妖精の手》
「ただの扉に出来ることは些細なことよのう」
イメージとしては扉の内側から出てきた手が、味方の補助をする。
ダイス一つを10に変更(Lv回数)
《絶望の領域》
「見ているだけと言うわけにはいかぬ故な」
扉を開け、自分の領域に閉じ込める感じ。
「バタン」と音がするとそこは扉の「内側」
対象ダイス-(Lv*2)
《Dロイス:神格》
「体育が潰れるだけではすまぬかも知れぬなあ」
自然災害巻き起こす扉。
扉を乱暴に開けると、主に体育の時間が潰れる。
以上で紹介は終了です。本編へ続きます。
ひつじ卓DX3「正しさを乞う」 リプレイログ1 GMPL紹介編①
編集のルーカスです。この度12/11(日)におこなったダブルクロスセッション、
「正しさを乞う」のリプレイができたので公開します。ます。
それではまずはGM及びPLの自己紹介です。PCの自己紹介も兼ねています。
GM:ひつじ
宇宙観測グループのひつじ。めぇめぇ言ってる。
オリジナルシナリオも2本目で、オリジナルしか回したことがない。
卓準備に一ヶ月半くらいかけました。
メインNPC:風間朱理
■設定
優秀なUGNチルドレンで、UGNに育てられた生粋のエリート。戦闘、前線担当。モルフェウス能力で生み出した二刀に炎をまとわせ、圧倒的な速度をもって敵を殲滅する。
彼はそのシンドロームからすると規格外の能力を扱っているが、それについては語りたがらない。
支部に暮らしており、副支部長のことは特に親のように慕っている。
彼の庇護のもと、風間は普通の人間として、学校にも通い、今では高校生になった。
PC3:及川深代は長い付き合いの親友である。しかし、風間には彼にも明かしていない秘密がある。
性格は静かで温和。昔は活発だったのだが、数ヶ月前のある出来事が、彼を変えた。
彼は今は物思いにふけることも多く、友人たちは心配している。
■エフェクト構成
セット【スピードスター】→己の速さを力に変える
マイナー【インフィニティウェポン】【ダブルクリエイト】【影走り】→二刀を生じさせながら接敵。
メジャー【コンセントレイト・サラマンダー】【マルチウェポン】【炎の刃】【ギガンティックモード】→炎の刃で敵を一気に殲滅する。
セット【異形への変貌】→自身のレネゲイドを活性化、纏う雰囲気が変化。
マイナー【火の檻】→敵を炎に閉じ込める。
■Dロイス
【神速の使い手】→圧倒的な速さ、それが彼のオーヴァードとしての最大の武器である。彼の一撃を受け止められる人物はそう多くない。
続いて、PL紹介です。
PL1:冷蔵庫
宇宙観測グループではない普通の冷蔵庫。ゲスト参戦(?)。
TRPG初心者で、ダブルクロス3rdも初めて。らいなす様より浅い。今卓における真の初心者枠。
いろいろ自信がない。人のキャラシが好き。HITACHI製。
PC:齋藤閂(さいとうかんぎ) コードネーム《先生》
・上半身だけサイボーグ。
マッドサイエンティストに実験台として改造されるところを、中途半端なところで放棄されてしまった。脳と消化器系以外はほぼ完全に機械化されている。
・下半身だけキュマイラ。
生身の下半身だけ、キュマイラ能力を発動できる。能力発動時の姿はちょっと気持ち悪い。
・重度の腰痛持ち。
オーヴァードとして身体能力が強化されているとはいえ、鋼鉄製の上半身は、生身の下半身には重すぎる。そのためひどい腰痛に悩まされており、柔らかい敷布団では眠ることができない。
・以前は小学校教師
ひのき小学校の教師として、平凡ながら満ち足りた生活を送っていた。独身。小学校勤務時代の同僚女性は気になる相手。
風間朱理、神宮ゆうり、及川深代の元担任。新任で担当したクラスであったため、思い入れも深い。
・現在は施設警備員
顔までサイボーグであるため、一般社会で生活することは難しい。UGNに身を寄せてからは、UGNの施設警備員として、地下駐車場など地味〜な場所を警備している。週末は戦闘講習を受けているオーヴァード初心者で、まだまだ下っ端の後方要員。
UGNに所属してからは、風間・及川を先輩と仰ぎながら、内心では子供たちが前線で戦っていることに忸怩たる思いを抱いていた。
・登場人物との関係(セッション開始時点)
風間朱理:小学生の頃から元気の良かった風間のことは、未だに心配でつい小うるさく口出ししてしまう。未だに生徒扱いの癖が抜けない。
及川深代:及川には、昔から風間の抑え役を押し付けていた。その癖が抜けないのか、今でも無意識に及川を頼ってしまうところがある。
神宮ゆうり:自殺してしまった神宮のことは、表に出さない(というか表情がない)ながらトラウマとなっている。力になれなかったことをくやみ続けている。
扉さん:存在を知らない。しかし昔から「ひのき小にはやたらカッコイイ扉があるなぁ」とは思っていた。一般人の感覚を失っていないので、まさか扉が動くなんて思わない。
副支部長:UGNに引き入れてくれた恩人。風間の保護者として、小学校時代からの知り合いでもある。
■エフェクト構成
《Dロイス:秘密兵器(特殊装甲義肢)》+《サイバーアーム》
素手性能強化。腕からナイフが展開されてカッコイイ。
《イオノクラフト》
腰に優しい浮遊移動。背中から小型熱核ジェットエンジンが展開し、ホバー移動する。燃料効率が悪く、お腹が減る。
《完全獣化》+《獣の力》
下半身を獣化し、ムキムキの脚力で腰の入ったパンチを繰り出す。鋼の拳はけっこう痛い。腰の負担が大きい。
《完全獣化》+《獣の力》+《神獣撃》
(コンボ名:なんかすごいビーム)
上半身を砲台モードに変形。下半身の獣化を解除し、キュマイラ汁を上半身の砲身に集めて発射する、特大の水鉄砲。水鉄砲だけどすごい勢いで発射されるので、ビームに見える。
完全獣化のエネルギーをすべてキュマイラ汁に変換するため、とても疲れる。侵蝕率も重い。腰にも多大な負担がかかる。
PL:ルーカス
宇宙観測グループの代表。経験者とか言われてるけど初心者。
今回のPCは希望を言ったらひつじが作った()ヒロイン枠頑張ってる。
※PCの名前、過去はライトノベル「B.A.D」という作品を元に作成しております。なおリプレイ本編ではまるっきり性格違います(理由はPC紹介に)。ご了承ください。
PC:神宮ゆうり コードネーム《エピゴーネン》
とある事件で自殺した神宮ゆうりの想いが、神宮ゆうりのつけていた猫の仮面に宿り生を受けた”レネゲイドビーイング”。
■性格
「神宮ゆうりの性格」
・化け物を演じる道化師、模倣者。猫のような気まぐれな性格。演劇を好み、よく一人舞台のようなことをしていた。いつも自信満々な笑みを浮かべている。
・目的の為なら自分の命さえ簡単に捨てる。
・一人称:私/芝居かかった口調
・口癖は「私は、化け者だからね」
「エピゴーネンの性格」
・基本的には神宮ゆうりを模倣しているが、「こんなときゆうりならどう行動するか」が分からないときは素の自分が出る。ただ猫の仮面だからか、猫のように気まぐれな所は変わらない
・無口(無機物だから)で臆病な性格。一人称は私。
・死ぬことを恐れている。
■猫の話
……あるところに、1匹の孤独な猫がいました。
猫は、黒曜石より黒い瞳と、夜より黒い毛並みを持っていました。
猫は、少女達に囲まれて、いつもいつでも1人きりでした
ですが、ある日。×××××××が、猫を、助けてくれました
猫は、猫です。化け物の子を、産まねばなりません
だから、猫は。その××××××を、そっと心の中に閉じ込めました
時は流れ、猫は、死期を悟ります。化け物の子を産む為に、猫は自殺をしました
猫は、消え行く命の中で、たったひとつ、後悔をしました
それは――――。
■エフェクト構成
マイナー
《ダブルクリエイト》《ハンドレッドガンズ》→2丁拳銃を作成します。
メジャー
《コンバットシステム》《マルチウェポン》《コンセントレイト:ノイマン》→2丁拳銃で射撃
リアクション
《カウンター》+メジャーエフェクト→相手が自分に攻撃をしたときにカウンターします。
オート
《孤独の魔眼》→攻撃対象を範囲から自分にします。
■Dロイス
【転生者】自分がとっていないシンドロームから一つエフェクトを取得できます。今回は孤独の魔眼をとりました。
シナリオの作り方―ルーカスの場合―③
続けて書いておいてどこまで書いたか忘れるという()
えっと、最後ですね。
04・形にする
とりあえずプロットが全て出来たら、次は資料としてのNPCカードや、必要があれば地図を描いていきます。
NPCカードはスライドに【名前】や【能力値】【詳細設定】を書けばいいと思います。今回NPCカードの例はありません、申し訳ない。紙の方はA4を半分にして書いていくといいかもしれません。あとで纏めてホッチキスにでもとめればオフセ用のシナリオ本の出来上がりです()
あとは、お好みで(・ω・)
自分が「完成!もう書く情報はない!」となればそれでいいと思います!!
05・終わりに
これでシナリオ制作説明は終わりです。3つにわけたくせにそこまでたいしたことは書いていませんね。
どんなアイデアでも僕はいいと思います。ネタでも本格的なものでも。これ以外にも書き方はあ
りますし、あくまで一例として、参考になればと思います。
これを見て「こうしたほうがもっといいのでは」などがあれば、自分が書きやすいようにアレンジすればいいと思います。
それでは最後に、この書き方を使ってかいたサンプルシナリオですね。
正直なところ、一夜で構想→完成まで持って行ったので、大した内容でもないです。
まわせるかも不安なシナリオ……形としてこうなればいい、という例ですので、よろしければ。
あ、すみませんがダウンロードはしない方向でお願いします………!
シナリオの作り方―ルーカスの場合―2
続きです。こっから本格的に説明しますね。
また注意ですが、ルーカスがCOCしかシナリオを作ったことがないため、少なからずCOCの話が出てきます。他のシステムで作る、という方にはあまりお勧めできません。その場合は、他のシナリオの作り方を参照することをお勧めします。
01・シナリオ制作手順
流れとしては以下のとおり
構想
↓
プロット組み立て
↓
各プロットに情報をいれる
↓
描写や詳細情報をいれ形にする
↓
完成!!
構想は00で話したアイデアのことですね。ということで、プロットから話したいと思います。
02・プロット作成
ざっくりとしたもので構いません。導入から作り、情報が出そうなシーン、重要なシーンを順に書いていきます。箇条書きで構いません。最後にサンプルを投稿しますが、それに載っているプロットはエンドとかかれたもの含めて6項目でした。
パワーポイントの2枚目にプロットを書きます。目次として使う感じですね。
紙とペンなら、最初のページに書いてみたらいいと思います。
次の手順で、ここで作ったプロットを参照しますので。
03・情報を入れる
恐らくここが工夫したところです()
まず、パワーポイントならスライドに
【プロット名(何番か)】を見出しに書きます。その下に以下の3つの情報を小さくテキストで打ちます。
・場所
・登場NPC
・概要
場所は言わずもがな、その情報がどこで手に入るかです。登場NPCも同様。ここで書きだしておくと、ロールプレイするときにどのNPCがいるかが一目で分かります。
概要ですが、シーンの説明でしょうか。このプロットではこんなことが起こります、など自分に分かるように書けばよいと思います。詳しいことは最後のサンプルシナリオで確認して下さい。
紙とペンの人は、上に大きく見出しと、その下に箇条書きで同じことを書きます。
次は情報をいれます。情報といっても3つありますね。それぞれテキストボックスで区切り、枠の色などを変えてみると分かりやすいと思います。
・情報……本などアイテムからの情報。
・会話情報……NPCからの情報。台詞例もここで簡単に入れちゃえば楽かも?
・KP情報……KPしか知らない情報。主に知識の補足や裏話です。勿論、技能など
を使って出せそうな情報なら出しても構わないと思います。
紙とペンの人は、付箋を使ってみるのはどうでしょう?後でこの情報はいらないな、だとか、このシーンで出すべき情報ではなかった。ということがあった場合、整理が楽だと思います。
また、描写をスライド上に書き、情報をパワーポイントのノートに記載するというのも良いと思います。
ルーカスの場合は、情報(描写も書けるところあれば書く)をスライド上に書き、詳しい描写や、詳細な情報をノートに書き足しました。また作っている最中で「追加するべき情報だけれど今は思いつかない」というメモをノートに書いたりしました。
一旦ここまで。次で最後です。纏めと参考のサンプルシナリオを載せます。
シナリオの作り方ールーカスの場合ー
最初の記事はご要望のあった「シナリオの作り方」です。
正直なところ、自分はオリジナルシナリオはCOCしか作ったことがなく、またその完成数も少ないです。ですので今回はあくまで、シナリオ作りの一例として見て下さい。
また今回は「シナリオを作ったことがない人」「シナリオを作りたいと思っているが、最低限何を書けば形になるのかわからない人」向けとなっております。すでにシナリオを作っている人は、こんな方法もあるのか、くらいに思って頂けると幸いです。
(このために新しいシナリオ製作方法を編み出したのは秘密)
それでは早速説明に。長いと思いますので区切って投稿します。
00・シナリオを作る前に―用具等&シナリオアイデア―
まずはルーカスが何を使ってシナリオを書いているかですね。
基本的に気分屋なので、「紙とペン」で書くときもあれば「パソコン」で書くときもあります。ここは皆さんの使いやすい道具を使って下さい。
今回シナリオ制作の例に伴い、ルーカスは「パソコン」で作りました。もちろん「紙とペン」でも作れるような製作方法となっておりますのでご安心下さい。
さて、準備するものですが。今回パワーポイントを使います。
紙とペンの人はA4(サイズはお好みで。ただ付箋を2,3枚貼れるくらい大きいといいです)との白紙と書きやすいペン、そして四角い付箋です。付箋はたっぷり書けるように大きいものをお願いします。
次にシナリオアイデアでしょうか。これはもうなんでもいいですね。元々シナリオを書く気がある人は、頭の中に1つ2つあるでしょう。Twitterなどで検索すると、創作に使えそうな雑学をツイートしているものもありますから、そういうのを参考にしてもいいと思います。
COCに限った話になるかと思いますが、アイデアでどうしても出ないのは「登場できるような神話生物がいない」でしょうか。こういうときは
①マレウス・モンストロルムを舐めるように読む→最初から②や③に頼るのではなく、まずはじっくりとどんな神話生物がいるのかを読む姿勢が大事です。それでも合わないと感じたのなら次は
②オリジナル神話生物をつくる→比較的楽ですね。先程みた神話生物で「ここさえ変えれば出られそうなんだけどな~」というものがいれば、その能力値を参考にするとよいと思います。それでも思いつかない!お手上げだ!なら
③ニャルラトホテプ様→正直これにつきます……あまり使いすぎるのも、とは思いますが、思いつかないのなら仕方ない。しかし注意点は「単なる気まぐれ」で登場させないことです。これは何回も出ているネタだから、というのもありますし、ニャルラトホテプ様もそこまで暇じゃあないから、でしょうかね。出すにしても、工夫が必要、ということです。
他には神話生物に詳しそうな人にシナリオ相談をする、とかでしょうか。色々な方法で、納得のいく神話生物を登場させるのが良いと思います。
ちょっと長くなったので一旦ここまで。次はいよいよシナリオを作ります。